2011年10月26日水曜日

ジャパンカップ観戦記 by MATTS

更新が滞り申し訳ございませんでした
システム上のトラブルではなく、携帯が壊れからはじまり
単にアナログ人間の弱さを露呈した次第でございます。。。
 
で,復活第1段
278軍団 松田さんの先日のジャパンカップの参戦記を
ノーカットでたっぷりお届け致します。
 
まるなげ〜
 
 


10月21日から23日まで開催されたジャパンカップの観戦へ行って来ました。

21日の朝、自走で宇都宮へ
ルートは一番わかりやすい国道16号→4号にしましたが、16号はトラックが多く路肩もそんなに広くないので結構危険でした
4号に入ると一般車の方が多くなり走りやすくなったけれど、斜度1%あるかないかの微妙な上りが続くのと
この時期は北風が吹きやすいので向かい風続きで大変でした。
ちなみに4号にはバイパスもありますがそちらへ行くとトラックが多いそうです・・・・・

もし来年のジャパンカップに自走で行ったり、ロングライドで宇都宮に行く。という方は江戸川サイクリングロードなど
サイクリングロードを乗り継ぐルートが安全で確実だと思うのでそちらを選んだほうがよさそうです

セオ西千葉から宇都宮駅まで上記ルートにておおよそ140km
9時自宅発で予定では15〜16時には着くはずだったのにコースミスをし35km程余計に走ってしまったので
17時半前に駅前着、そのままジャパンカップ中お世話になる宇都宮在住の知人宅へ

一休みした後夕飯とオリオン通りという商店街にある屋外ホールスペースでやっている
チームプレゼンテーションを見に外出
オリオン通りに入るとジャパンカップ一色という感じで改めて
「これからジャパンカップが始まるのかー」と実感しました
地元チーム・宇都宮ブリッツェンの宣伝があらゆる所でされており
また商店街にはお祭りのように出店があり、自転車の代理店さんも出展していたりしました


新城幸也選手の必勝号(コルナゴ・C59)が展示、他にもカタログで見て終わり・・・な高級自転車の展示も

チームプレゼンテーションでは各チームの選手紹介や有力選手へのインタビュー
チームによっては客席へプレゼントを投げ込むなど、サービス精神溢れたものでした

翌日土曜日、午前中はジャパンカップコースである森林公園を選手と一緒に走れるフリーランイベントや
一般レーサーによるチャレンジレース、実業団レーサーによるオープンレースがありますが
自分は申し込んでいないので午後のクリテリウムに向けて睡眠

レースは15時半から開始ですが場所取りと昼食も兼ねて13時半に外出
そして15時から交通規制が始まり、15時半にレース開始
明日が本番という事もあり集団の後ろについて流す程度の選手も居ましたが
全20周中、5・10・15周目に設けられた周回賞は日本人選手が独占
明日への弾みになるか!?
レースはスティール・ヴォンホフ選手(ジェネシス・ウェルスアドヴァイザーズ)がスプリントを制し優勝
嫌でも日曜日への期待が高まる1日でした

ちなみにこの日は雨予報でしたが、運良く13〜17時の丁度レースがある時間帯だけ雨がほぼ止んでいました
たぶんこれは僕の日頃の行いが良いせいでしょう


そして一夜明けて23日、ジャパンカップ当日
路面は濡れたままだけれど雨が降る気配はナシ

朝7時半には知人宅を出発し8時頃には森林公園に到着
ジャパンカップのコースは下りエリアは観戦禁止となっていますが
それ以外はコースにはみ出さない限りはどこでも観戦が出来ます
観戦ポイントで人気なのはやはり山岳ポイントのある古賀志林道ですが
KOMポイントを抑える。となると朝6時には場所取りしてないとキツイらしいです

写真を撮ったり選手をしっかり見たい。という人は古賀志林道もいいですが鶴CCの上りもオススメです
斜度もかなりあるため選手のスピードが比較的ゆるやかになるのでじっくりと選手を見れます
それにスタート/ゴール地点も近いためゴールシーンを見に行くのも割と楽に行けます
ただゴールゲート近くで見たい。という場合は古賀志林道と同じく朝早くから場所取りしてないとダメみたいですが・・・

自分たちは写真撮りたい&古賀志は人多いからイヤという理由で鶴CC頂上付近に場所取り
8時頃は人はまばらでしたがレース開始の10時近くになるとコースに人がはみ出るんじゃないかと思う程観客が!
去年も鶴CCで観戦しましたが明らかに人が増えてました、ロードレースに興味を持つ人が増えてるのかな?

そして10時になりレーススタート
序盤、逃げ集団が形成されてメイン集団はリクイガスやランプレがコントロール

メイン集団の中で走る新城選手(日本選抜)


土井選手(日本選抜)


土井選手とバッソ選手(リクイガス)

一時は逃げ集団とメイン集団のタイム差が4分近くありましたが
レース中盤を前にしてメイン集団がペースアップ
段々とタイム差が縮まり、8〜9周目で逃げが吸収されてしまいました
最終周を前に新城選手とランプレの選手が飛び出すも
ゴール前で追走集団に捕まりそのままゴールスプリントへ

ゴールスプリントの結果ネイサン・ハース選手(ジェネシス・ウェルスアドヴァイザーズ)が優勝!
ジェネシスは昨日のクリテリウムと併せて二冠達成!

レース終了後も会場では選手のサイン会などのイベントがありますが帰り道が混雑してしまうので早めの帰還

その途中、ホテルまで自走で帰っていたラーション選手(サクソバンク)を見かけたので
後ろについて走って信号待ちの間に写真を取っていいか?と聞いたら快く引き受けてくれました
ラーション選手、身長194cmで脚もめっちゃ長くて筋肉の質も明らかに違う感じでした
リカバリ走で軽いギアを高ケイデンスで回していたけど速いこと速いこと・・・・

軽く死にそうになりながらも宇都宮に到着し、着替えた後に夕飯と選手を見に宇都宮市街のあるホテルへ

真ん中、ダヴィデ・チモライ選手、右、クリスティアーノ・サレルノ選手(両選手ともリクイガス)


新城選手も居たので声をかけて写真を撮らせてもらいました


その後ホテルに優勝したハース選手が来たので
「一緒に写真撮ってくれないか?」と聞いたら快くOKしてくれました

写真を取る前に通りがかった女性を指して
「アノヒト、カワイイネ」と言ったり中々面白い人でした
しかしこんなリップサービスでは使わない日本語を使うとはタダ者ではない・・・・!!!

後で調べてみた所ハース選手は自分と同い年みたいでした
今回の優勝やとても気さくな人という事もありこれからも援をしていきたいと思います。

翌日ジャパンカップの余韻を残しながら自走帰宅、流石に道は間違えなかったので140km程でゴール

〜〜〜

今回の写真を見て頂くと何となくわかるかって頂けるかと思うのですが
ロードレースは選手とファンの距離がとても近いのが魅力なんだと思います
ツールドフランスなどのTV中継のようにジャパンカップでも手を伸ばせばすぐ触れる位の距離を選手が走ります
(と言っても本当に手を出すのは選手の迷惑にもなりますしマナー違反ですが)
そしてレースが終わった後も声をかければ疲れているにも関わらず笑顔で答えてくれます
他のスポーツでは早々味わえない魅力がロードレースには詰まっています

恐らく来年は更に人が増えると思いますが、興味のある方は是非見に行きましょう!
宇都宮駅から自転車で1時間もかからない場所が会場なので輪行して行くのもよし
車で会場近くの臨時駐車場に止めてそこから行くのもよし(その時も自転車があると会場移動に便利)
駅などから出ている会場内までのシャトルバスを使うのもよし(昨年に比べて本数が倍近くあった感じなので帰りのバス待ちもスムーズ?)

宇都宮市も全面協力している大会なのでとても快適に楽しめるレース観戦になります!!
何せ市長がオープニングイベントなどでサイクルウェアで身を固めてロードバイクに乗って現れる位です


最後にジャパンカップ開催に関わられた全てのスタッフの方々
そして出場したチームの選手、スタッフの方々
本当にありがとうございました、そして来年もまたよろしくお願いします!


松田


さあ、いかがでしたか?
皆さんも来年はぜひ、観戦に行って下さい。
松田さん、有難うございました。
 
これで、気分アゲアゲのままセオフェスでMATTSの表彰台も間違いなし?
期待しております。
                                店長